MLBでは安打数や打率よりも出塁率が重要視

外野守備

日本では一般的に安打数や打率が重視されており、打者は打ってこそ役目を果たすものだと考えられています。そのため、首位打者という名誉が存在していますし、安打数や打率をある程度獲得しているかどうかが日本のプロ野球では選手の良し悪しを決める指標となっているのです。結果、ファン同士の議論の中でも、安打数や打率はよく話題に上っている選手の能力の判断基準の一つのようです。ただ、MLBは日本のプロ野球と異なり、安打数や打率よりも出塁率を重要視している傾向があります。これはとある理論やデータから統計された結果だと言われていて、出塁率が高い選手はチームに貢献する可能性が高かったり、得点に繋がりやすい傾向があると考えられています。そのことから、MLBでは安打数や打率はそこまで意識されていないのではないかと思われがちですが、一方で打率がいい選手は同時に出塁率も高いため、どちらも重要視されるべきではないかという意見もあります。

このような意見は徐々に日本のプロ野球でも浸透しつつあり、打率とともに出塁率も重要視するべきではないかという考えが出てきています。また、MLBでも出塁率は重要ですがあくまでもデータの一つであり、打率が伴っていなければ下位打線または代打要員となっている選手も多いです。それでも安打数や打率よりも出塁率を意識しているチームはMLB内では多い傾向があり、これによってどのような戦術を組み立てるのかが変わります。